日本の米を新たな食品に昇華する
秋田県とのコラボレーションブランド
P1
POSITION Analysis & PLOT
グルテンフリー製品の消費量に関するリサーチ(2020 - 2030)
-
2022年のアメリカのグルテンフリー製品の市場規模は20億ドル。
-
2023年から2030年までの年平均成長率(CAGR)は9.8%。
-
心臓病、糖尿病、肥満などの健康障害の予防が市場成長を牽引。
-
COVID-19パンデミック中のグルテンフリー製品の消費急増。食品の栄養機能に対する消費者の関心が高まる。
店頭における同カテゴリーのデザインリサーチ
他社のGLUTEN FREE商品は文言がメインで稲穂のイラストがアクセントになっている傾向。対して、米のイラストを大きく取り扱うことで直感的に理解することができるデザインを採用。袋包装が多い中、箱型にすることで他者との差別化を図りました。
P2
PREPARATION
市場分析に基づき選定されたキーワードを活用して、 ブランドコンセプトとパッケージデザインの開発を行います
-
アメリカ人向けに直感的かつ印象的なロゴコンセプトを設計。
-
グルテンフリー商品の健康優位性をドメイン名RICEISBETTER.comで表現し、コンセプトに沿ったデザインを開発。
-
「Gluten Free」というキーワードを前面に打ち出したパッケージデザインで、製品の存在感を高め、箱資材を活用して棚で目立つようにし、カラーバリエーションを駆使して一層の注目を集めたデザインを採用。
PREPARATION / 裏面ラベル
-
「Ingredients(原材料)」および「Nutrition Facts(成分表)」を明記したFDA準拠の裏面ラベルを作成します。製造施設のFDA登録も行い、アメリカ市場へのスムーズな進出を支援します。
-
裏面ラベルにレシピイラストやブランドストーリーを加えたデザインを作成。これにより、アメリカの消費者に魅力的なビジュアルで製品の背景や使用方法を伝え、購買意欲を引き出します。
P3
PILOT SALE
独自の商流をフル活用した、多角的なテスト販売を実施
Amazonを活用したオンライン販売は、効率よく幅広い顧客層にリーチでき、迅速に市場に商品を広められるのが大きな強みです。一方、実店舗販売では、顧客が実際に商品を手に取って品質や特徴を直感的に確認できるため、購入意欲を高める効果があります。このオンラインとオフラインを組み合わせることで、商品の適応力や需要を多方面から検証でき、顧客ニーズをより正確に把握し、販売戦略を最適化する大きな助けとなります。
P4
PROMOTE, PUBLICIZE & PRESENCE
デジタルベースの統合マーケティングによる市場展開
専用ブランドページ、Eメールマーケティング、SNS動画広告を実施。ブランドページで商品の魅力を伝え、商品の特長を伝えるコンテンツで信頼を醸成。Eメールでターゲット層への認知を拡大しました。特にTikTokやInstagramでの動画広告が効果を発揮し、多くの視聴者の関心を集め、購入ページへの誘導が向上しました。これらの施策により、ブランド認知度と売上を効率的に拡大しました。
P5
PERFORMANCE Analysis
市場開拓のパフォーマンス分析と戦略評価
Amazonでは訪問者数や広告効果、レビューから市場適合性を評価。カリフォルニアの小売店では販売データとバイヤーの意見を分析。限定販売のプロモーション効果や、SNS動画広告の売上・エンゲージメントも解析しました。
P6
PIVOT & PLAN
Winter Fancy Food Show 2024 の出展と成功
多数の小売チェーンバイヤーから、製品の市場性や魅力に対する肯定的な評価を得るとともに、今後の取り扱いに向けた強い購買意欲を示されました。バイヤーから寄せられた具体的なフィードバックには、商品の独自性や品質の高さが挙げられました。
アメリカ全州の主要小売チェーンと問屋での商品採用成功
アメリカ全州を対象とした主要な米系小売チェーンや問屋に対する継続的な営業活動を展開した結果、取扱リストに採用されるという成果を達成。各取引先のニーズに応じた柔軟な提案により、長期的なパートナーシップ構築に向けた第一歩を確立しました。